池田クリニック

がん患者さんに対するチーム医療
（在宅・施設等）

2023年夏現在、当院には消化器内科出身の内科医が4名、常勤医で勤務しています。
消化器内科は内科の中でもがん治療を行う事が多い科です。もちろん、消化器外科と連携を取ることも多くなります。 食道がん・胃がん・大腸がん・直腸がん・肝臓がん・胆嚢がん・胆管がん・膵臓がんなど、消化器内科の担当するがん患者さんは多岐にわたりますが、一方でこれらのがんは、治療が及ばず緩和医療に移行する事も少なくありません。当院の内科医は、末期がんの終末期医療に関しても経験が豊富だと言えます。
大学病院などでは、複数の医師がチームを作り一人の患者様に対して色々な観点から治療をおこなうチーム医療を進めます。チームでカンファレンス（会議）を開き、議論した上で治療方針を決定するのです。当院でも同様に、カンファレンスで治療方針を決定し、一人一人の患者様の病態にあった治療をおこなっています。緩和治療／終末期医療に関しても同様のチーム医療を行っており、独善的な治療にならないよう配慮しています。
終末期に於ける加療には、QOL（Quality of life　生活の質／人生の質）を重視した診療にあたるよう心がけています。如何に苦痛を排除し、痛み・苦しさのない毎日を送っていただくかは、末期がんなどの治療に於いては最重要課題であり、当院の医師は、その分野に関しては多くの経験を有して居ると自負しています。